NTRやスワッピングに関連したトラブルの中で、「写真・動画の無断撮影・流出」は特に深刻な被害をもたらします。「気軽に」が後で取り返しのつかない問題に発展した事例は実際に起きています。
法律の現実
「リベンジポルノ防止法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)」は2014年に施行されました。
この法律により:
- 性的な画像・動画を本人の同意なく撮影する行為
- 性的な画像・動画を本人の同意なく公開・提供・送信する行為
は刑事罰の対象となります(懲役3年以下または罰金50万円以下)。
「公開するぞ」という脅しは脅迫罪・強要罪にもなり得ます。「向こうも同意していた」という言い訳は、同意の証明ができない場合には通りません。
撮影するなら全員の明示的な同意が必須
撮影を希望する場合、全員の「はっきりした同意」が前提です。
「雰囲気的にOKそうだった」は同意ではありません。「嫌とは言わなかった」も同意ではない。「さっきはOKと言ったから今回もいい」も同意ではない——その場その場での確認が必要です。
同意を得た場合でも守るべきこと
全員の同意があっても、以下のルールは守る必要があります。
保管場所を安全にする:スマホへの保存は紛失・盗難・クラウド自動アップロードのリスクがあります。パスワードロックを必ずかける。
絶対に第三者に見せない:どんな親しい友人でも、「見せる」は相手への信頼裏切りです。また「友人に見せた友人が流出させた」というケースも起きています。
使用後は完全削除する:活動後は双方合意の上で完全削除する。「クラウドから消えているか確認する」まで含めて実施する。
相手が撮影しようとしたときの対処法
活動中に相手がカメラやスマホを向けてきたとき、その場で「撮影はしないでください」と毅然と言ってください。
この要求を断る相手は、そもそも信頼できない相手です。「スマホを置いてください」と伝えて、それでも続けるなら活動を中断して帰る——これは過剰な反応ではありません。
倶楽部Nなどのサービスを利用している場合は、通報システムを使うことも有効です。
自分を守るための事前確認
活動前に相手に確認しておくと安心できる事項として:「写真・動画の撮影はNGです」と明示しておくことです。
プロフィールや最初のメッセージの段階で「撮影は一切お断りしています」と書いておくと、そもそも撮影を希望する相手とのミスマッチが防げます。
写真・動画のルールは、活動のすべての前提です。ここをおろそかにしたコストは、取り返しのつかない形でやってくることがあります。
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